東振牧場見学【2019年11月8日】


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2019年11月8日から10日まで2泊3日で北海道へ牧場見学に行ってきました。
まだ11月の初旬、大阪ではようやく紅葉が色づき始めた時期ですが、北海道はそんなこととは無関係とばかりに寒い。日高は北海道の中でも比較的温暖な場所らしいのですが、それでもめちゃくちゃ寒い。何ならちょっと雪の予報とか出ているくらいです。

どん曇りの寒空の中、新千歳空港から最初に向かったのはエイダイクインが繋養されている東振牧場さんです。
事前に胆振案内所に連絡して見学の可否を訊くと可能だとのことで「母屋があるので声をかけてください」と。

東振牧場さんは初訪問だったこともあり、向かっている道中は「こんな所に本当にあるの?」と一抹の不安を覚えたものですが、さすが天下のグーグル先生!辿り着けましたよ!NO Google!NO Life!!

東振牧場さんの前で車を停止した瞬間のこと。遠くの方から犬が吠えながら猟犬のごとく走ってきたので少し狼狽しましたが、尻尾を振っていたのでどうやら歓迎されているよう。敷地内に入って母屋を探すも、小屋らしい建物がいくつもあるのでどれが母屋なのかこざっぱりわからなかったので、勘でチャイムを鳴らすも不在。後ろをついてくる犬に訊くわけにもいかず、きょろきょろしながら敷地内を歩いていると、ようやくショベルカーに乗って作業をしている方を発見。やれやれ。見学の旨を伝えると快く承諾していただき「エイダイクインはあっちにいるから」と、かなりアバウトな感じで場所を教えてくれました。あと、さっきまでいた犬が知らない間にいなくなってた。


とりあえず、ショベルカーの人が教えてくれた通りにあっちの方に向かって歩くと、あっちの方には道を挟んだ両サイドに牛がたくさん放牧されていました。牛に怪訝そうな顔で見られ、背中にその視線を感じつつ道なりに歩いていると、さっきの犬がどこからともなく再登場。「俺に付いてきな」とでもいうように先導してくれます。えー頼もしい。超かしこい。でもって、困った時にどこからともなく現れるってヒーローみたいで超かっこいい!

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こんなドラマみたいなこと、本当にあるんだーとしきりに感心していたところ、犬があぜ道から外れて進路を変更。そうか。そうかなるほど、と。ショベルカーの人は「あっちの方」とは言ってたけど具体的な場所は教えてくれなかったわけで。
このあぜ道を進むとエイダイクインの放牧地に辿り着けるとばかり思っていたけど、それは私の単なる思い込みだったことに気づく。
これまで訪れた見学者も私と同じようにこのあぜ道を歩いたはず。
そしてエイダイクインの放牧地に辿り着けず、来た道を戻ってショベルカーの人に具体的な場所を訊きに行くという二度手間を踏んでいたのかも知れない。そんな見学者たちを何人も見てきたこの犬は、一度で辿り着けるように自ら見学者の手引き役を担ってくれてるんだ。
エイダイクインの放牧地はこの犬が導く先にあるはず!

と道なき道を行く犬の後ろを付いて行くと犬が急に立ち止まり、落ちていた枯葉を咥えて元のあぜ道に戻って来た時は「もう!」ですよ。枯葉なんて最初っから辺り一面に落ちてたし!何ならあぜ道にもたっぷり落ちてたし!わざわざ寄り道してまで取りに行く必要があったわけ?どうなの、ねえ。枯葉咥えてないで答えてよ。

犬に訊いても答えてくれないので、きっとこの枯葉じゃなきゃいけない何かがあったんだろうな。と思うことにしてエイダイクインのいる放牧地へ。

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エイダイクインのいる放牧地はかなり広く、合わせて5頭一緒に放牧されていました。放牧地の中に入って良いとのことだったので、柵をくぐってお邪魔します。5頭まとめて奥の方で草を食んでいたので、そこを目指してずんずん歩いていたらウンコ踏んでましたね。知らずとめっちゃ踏んでた。靴の裏にもびっしり付いてた。下を確認せずに歩いたら漏れなくたくさんついてきます。そんなバリューセット並みのお得感がエイダイクインの放牧地にはあるわけです。(入口付近は要注意)

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ゆっくりと馬たちに近づきます。それに気づいた5頭が首を上げ、耳を立ててこちらをじーっと観察。
私たちに興味津々な様子がビシバシと伝わってきましてね。ついでに、ちょっとした胸騒ぎがしましてね。本能的な直感というか、遠まわしな身の危険の気配が漂ってたっていうのかな。このまま5頭まとめて駆けてくるんじゃないかって。絶対に攻撃してこないという保証はないし、人間よりも大きいサラブレッド5頭に包囲されたら八方塞がりになることは容易に想像できるし。放牧地のど真ん中で裸同然なわけですよ。いわば丸腰ですよ。でもって予感的中、5頭まとめて速足で駆けてきた時は瞬時に背を向けて一目散に逃げましたから。柵の一番下の30㎝ほどの隙間をくぐって間一髪で脱出しましたから。服も汚れてどろっどろですよ。後ろを振り返る余裕すらなかったんですけど、柵をくぐってから馬の方を見ると既に柵の手前にいましたね。はえー。おっかねー。

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馬に会いに来てるはずなのに馬から逃げるってどういうことなの。っていう若干の矛盾に納得できなかったんですけど、何かに追われるほど怖いものはないな、ということを身をもって知った2019年の秋。

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写真もこれ、ピント合ってないし最悪ですね笑


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で、どれがエイダイクインなのかわからないっていう笑


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たぶん、右端のお尻を向けてるのがエイダイクインかと。


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名前はわからなかったんだけど、おそらく5頭の中のボスがこの子。


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馬たちは私たちに飽きたのか、定位置に戻って行ったので再び放牧地の中に入ります。
これ以上、距離を詰めると逃げ切る自信がないのでこの距離を保ったまま見学。牧場見学でこんなにハラハラドキドキしたことあったけ笑

予定時刻までここで見学したのち去ることに。
犬に「行こう!」って声をかけると、サッと立ち上がって放牧地の入り口の方に走って行ったのですが、本当わかってるね。賢い。

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東振牧場さんの入り口近くに放牧されていた仔。

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たぶん牝馬だと思うけど、顔がめっちゃ可愛かった。

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そのすぐ隣にあのワンコの家が。
あれ。そういえば、あの犬どこ行ったっけ。なんて思っていたら、私たちの車の前で伏せて待ってました。
見送りまでしてくれるなんて本当かわいい!どうしようもないくらいかわいい!しばらく犬と戯れてから東振牧場さんを後にしましたが、ショベルカーの人に犬の名前くらい訊いておけばよかったな、と後悔。次回はこの犬を目的でお邪魔したいと思います笑


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